ブライスドール&アウトフィットの魅力を考察する
ブライスとは簡単にいうと外国版リカチャン人形のことだ。1972年アメリカ・ケナー社が1年間だけ製造販売した、レアなお人形。復刻版がタカラから発売されその頭の大きさとキュートな瞳(4色に変化)が話題になりマニアが続出。ブライスドールともいい、若い娘や大人の女性に受けている。ブライスドールは結構高価なもので、ヴィンテージものになると万単位になってくる。火をつけたのは、パルコのキャンペーンでの登場やタレントのピーターがブライスドールをこよなく愛してる様がテレビで放映であるとされる。ファッション雑誌などにも取り上げられるほどファッション性が高い。
ブライスドールは子供にプレゼントというよりは、大人の人が楽しむペット感覚なのかもしれない。日本のおたく文化の象徴か。
アウトフィットとは、その人形に着せる服や飾りのことだそうだ。昭和の40年代以降にはやった着せ替え人形と趣旨は似ている。なぜ今人形なのだろう。既製品のアウトフィットも買うとなると、結構いい値段になってしまうので、そこで、最近巷で流行っているのがアウトフィットを自分好みのスタイルにカスタマイズしようと自分で作るみたいだ。ヤフーオークションなどでも結構扱われてて、マニアの間では高値で取引される。ブライスドールの種類も豊富で派手めの娘から落ち着いた雰囲気の娘までさまざまだ。個人的には「アシュレット」「ジンジャー」「バイオレット」という個性豊かな3人が好きだ。
ブライスドール・アウトフィットをテーマにしたイベントが行われ、著名人やイラストレーター、デザイナー、雑誌などブライスドールのスタイリングをこぞって出展し、ファッション業界にも影響を及ぼしている。
ブライスドールの種類としてはヴィンテージとレプリカに分かれ、レプリカもネオブライスとプチブライスに分かれる。大きい方がネオで小さいものがプチである。タカラトミーから2004年までにネオブライス37種、プチブライス48種、2006年12月末までにはネオブライス75種、プチブライス139種が販売された。
アウトフィットについてはピンからキリまであり、高額な輸入物から自作まで価格もさまざまで、ファンの間ではヤフーオークションなどを検索するとびっくりするほどの値段のものまである。